みりお

君は放課後インソムニアのみりおのレビュー・感想・評価

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)
3.5
※引き続きレビュー溜め込みすぎたため連投💦
コメント返すの絶対死ぬほど遅くなると思われますので、どうかスルーをお願いします🙇‍♀️🙇‍♂️🙇




静謐で、純粋で、とても美しい作品でした✨

かたやクラスの人気者で、とある理由で両親から過保護とも言える愛情を受ける伊咲。
かたやクラスから空いていて、母に捨てられ、残された父から放任されている中見。
本来なら高校の3年間で、一回も交わらなかったかもしれない2人。
そんな2人が、唯一の共通点であるインソムニア-不眠症-という悩みを共有したことから始まる物語。

「不眠症ってね、寝室を安心できない場所って脳が認識しちゃってるから起きちゃうんだって。
だから私たちの安心できる場所をここに作ろうよ」
暗い天体観測室で、そんな会話から始まった2人の関係が、いつしか互いをかけがえのない"安心できる場所"とする関係へ、美しく昇華していく様が描かれた作品でした✨

主人公は奥平大兼くんと森七菜ちゃん。
キャスト的にも高校生ドンピシャ世代向けというよりは、「こんな青春あったなぁ」と甘酸っぱく思い出したい世代向けかなと感じました✨


【ストーリー】

石川県七尾市にある九曜高校1年生の中見丸太(奥平大兼)は、不眠症に悩んでいたある日、学校の使われていない天文台を見つける。
そこには同じクラスの曲伊咲(森七菜)がいた。
伊咲も夜に眠ることができず、昼休みなどに天文台で眠っているという。
不眠症という共通点を持つ二人は、天文台で一緒に昼寝をしたり、眠れない夜には二人で散歩をしたりするようになる。
みりお

みりお