ハマチェーテearth838

にっぽん・ぱらだいすのハマチェーテearth838のネタバレレビュー・内容・結末

にっぽん・ぱらだいす(1964年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

うん、また凄いのを観てしまった感強い。衝撃のラスト。

昨日ぎっくり腰になったので、もはや歩行困難につき、リモコンもスマホも取りに行くのが億劫。絶好の映画集中環境。マジマジと。

冒頭のやめてーあれーみたいなポップなノリで、軽快なBGMと共に米兵の強姦シーンをさらっと日常みたいにやってのけるクダリから、やばい変。違和感がこびりつく。

出てくる女性はみんな魅力的。
強く生きる様が素敵すぎる。

主人公の光子さん。
悲しい運命だけど、周りの支えもありながら、懸命に乗り越えていく。
「おなかすいちゃった」を2回使うのすごいわ。名言完成。
段々と、自分にとって天職のように感じていた遊郭も、売春防止法の成立とともに廃業へ、、

ラストシーンの毒による自殺はびっくりした。
衝撃的な顔面ドアップに、泣き崩れるお客。お店では、蛍の光の大合唱による大円団。。
冒頭の強姦シーンで感じた、なんだこれBGMと映像がクソほどマッチしていないこの強烈な違和感。
ガツンと記憶に残る。。絶対意図的なんだけど、すげーなー。
こんな変な気持ちで聴く蛍の光。。蛍の光。。

茶飲友達はある種この映画オマージュしているのかなー。