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バベルの本のyuraのレビュー・感想・評価

バベルの本(1996年製作の映画)
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2024年初レビュー
あけましておめでとうございます!!

📕バスに乗りそびれた兄弟。
バス停のベンチには誰かの忘れ物の本。
開けてみるとバベルの塔が出現。
2人は本の世界に入り込んでしまう…

監督の方は短編アニメ作品をたくさん作っていらっしゃる山村浩二さん。
「年をとった鰐」が有名みたい。
面白そうなのたくさんあるのでこれからたくさん観ていきたい…!!

新年早々Eテレでプチプチアニメ30周年特番(大好きな村田朋泰さん目当て)観てたら子供の頃めっちゃ観てて1番印象に残ってる「白い本」という作品が紹介されてるのをみて…あぁまたみたいなぁyoutubeにないかなぁと思ってたら、ほんのちょっとだけありました。ペーパークラフトで作られてるのが特徴でopの音楽とか絵柄とかちょっと怖いからこそ強烈に覚えてる。大好き。

観てたら下のおすすめに出てきたのが同じプチプチアニメ内で放送されたらしいこの作品。

CGと力強かったり温かみがあったりする線画の組み合わせ。
バベルの塔に手突っ込むお兄ちゃんの奥行きのある描写がすごい。

巨大な魚が結構怖い。タイミングもあるけど地震とか津波とかを若干彷彿させる気がする。(皆様のご無事をお祈りします。)昔って地震が起きるのは地面の下にナマズがいて動くからって信じてたらしいけどそういうイメージ。これ当時観てた子たち結構トラウマになっちゃうんじゃないかなってぐらい怖い。

最後のこの後更なる災禍が起こりそうな含みのある終わり方が趣というか遊び心。

とりあえず私は「白い本」をフル尺で観たいんだ…。1話目が観たいんだ…。どうやったら観れるの…??

※バベルの塔…聖書に登場する話。天に届くくらいの塔を作ろうとした人間たちに神が怒って人々の言語をバラバラにして混乱させて塔が作れなくなっちゃったって話。
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