30歳の監督デビュー作とは思えない良くできた作品
それぞれの女性の力強さ、天真爛漫さがとても良い。喜劇では有るが、それだけでは終わらない。
ホキ徳田は聞き物。今ではああいう口調は聴けなくなった。
蛍…
青山真治ATB300より。
売春禁止法適用による赤線の最後を描いている。お話は大して面白くないのだが、シネスコ画面に人をわちゃわちゃ同時に配する画面が凄い。ヒューストン『アニー』を彷彿とさせる。それ…
女性が明るい音楽と共に強く逞しく描かれていますね。時代の波にも仲間がいると心強いでしょうか。見習いたいものです。
加賀まりこ様もそのお一人で。何の躊躇いもなく嘘をつく姿やお客を上手にあしらう姿に笑っ…
このレビューはネタバレを含みます
戦後から売春防止法発効までの遊郭を舞台に、たくましく生きる女性たちを明るく軽快なタッチで描く。
赤線地帯の桜原にて日本の風紀の一助を担っていた女性たち。戦後は米軍のための特殊慰安施設にて、閉鎖後は再…
ラピュタ阿佐ヶ谷で工藤栄一『花のお江戸のやくざ姫』ひばり映画のパターンを踏襲しながら脚本・高田宏治、演出・工藤はその後の集団抗争時代劇を充分に予感させるダイナミズム。
前田陽一『にっぽんぱらだいす』…
戦後から売春防止法施工~適用前夜までを描く。
重いテーマを笑いを混ぜつつ明るいトーンで終始描いていただけに、あのラストシーンには意表をつかれた。
香山美子さんの生娘から妖艶な女性までの振り幅。
…
この明るさとエネルギーは何なんだ。
渋谷実の継承者、前田陽一のデビュー作は娼婦たちと取り巻く男たちを描く「乾いた喜劇」。
敗戦で焼け落ちた妓楼は、RAA、赤線、売春防止法へと動いて行く。赤線が舞台…
素晴らしい映画!
脚本、キャスト、演出、いうことなし。
コメディなところも、ツボが合ったのか面白かった。
カブトムシ、地下にいる鬼ババア、汚れちまった悲しみに、などなど。
最後のシーンがなんとも…