takeratta

ハウのtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

ハウ(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

2022年作品 Rating : G (全年齢)
プライムビデオにて鑑賞


さて、戯言にしばしお付き合いを。ぺこり。

ジュゴンとマナティの違いが分からなくて
絶賛、検索ちゃんし

ジュゴンは海底の草を食べるので口が下向き

マナティは、海中に漂う海草を食べるらしく
比較的下向きでないらしい

見やすくは尾ひれが団扇のようなのが、ジュゴン

二又(サメ的?!なのかな?)分かれてるのがマナティ

海獣には哺乳類4種しかもう居ないらしく
自然の進化ってすごいものだ

(マナティ科と、ジュゴン科には
アメリカマナティ、アマゾンマナティ、アフリカマナティ。これで全てだそう)


人はかなりな古代から犬と暮らしていたようですね


本題の評ですが

死に別れより、生き別れのつらさを
再体験してしまって、
ここ数日泣き過ぎて、眼鏡無くした、
のび太くんみたいな、私です。ぺこり。

吾輩は犬であるとはゆかず、
かなり残酷な人間社会のここ最近風な
ストーリーに、驚きや

時にほっこりもしたりして

犬には、映画界は何か授賞出来るかな?!
と思うくらい、感動しました


顧みれば小学生時代に、捨てられた雑種の犬を
拾って飼って育て、俺みたいだな!とか
勝手な、感情移入してみたり

陰キャでぼっちの捨て子孤児院育ちは
中卒過ぎると義務教育終わったでしょ?と

孤児院から追い出される

大きくなった犬を連れ、住むあてもなく
高校位は自力で進学したくて
学費欲しさに、新聞奨学生という
先受取の借金からスタートの
高校受験と

新聞屋の屋根裏に暮らして
明け方夜中2時から、折込チラシ眠い目で
しゃかしゃか手動で挟みこみ

朝露濡れ防止に、ポリカバー封入止めもして
束ねたら、後ろ前全てに積んで
スーパーカブで、配達に行き

配り終えたら、八百屋で野菜を並べるもう一つのバイトして(こちらは奨学金宛でないので
生活費。

主に小遣いと昼、学食無いから
購買のおばちゃん
あ!購買のお姉さまに
少し多めに先にお金を渡しておき

必ず毎日作りたての、焼きそばパンゲット用。笑
食い意地は命


ストーリーの犬は、どんだけハードコアな人生を送るのだろう。

良い飼い主もいれば、
誠に由々しき許し難い飼い主も出てきて、
ヒヤヒヤあせあせ。

嗅覚は人の8倍以上、
その後大学学部を卒業して、総合電機メーカーの本社財務に働くようになり

一昔前のSNSで盛んに揶揄されてた、正に
社畜の人生をゼロorサム、ゼロサムを闘い、こき下ろされ、潰されても、立ち上がり
策を練り、反撃し
社内の闘いで勝ち、社外でマーケットトップのの覇権を獲る。

生き馬の目を抜く、ってすんごい日本語だが、汗
コンピューティングの更にその先を創り、
世界をリードする采配をNo.3として

改革と進化させるため
悲しいかな、コンピューティング屋は
dog year 、秒進分歩と、日進月歩より
遥かに早い速度の時とムーアの法則で
進化を休めない。

よって会社に10年以上、住み込みで
社長特業(特殊業務)を
現場見てこいやー!と怒鳴られ
ヘルメット抱え電卓メモ持って、コストカッターしてゆき、歩留率を低減する

うーん社畜。ハウスは土曜に男子独身寮に半日洗濯物だけ替えに帰り

週明け朝4時、VPの車載電話(古いっ。笑)で
為替レート訊かれるので
輸出入の為替差損をワンコールで受話器とり
(おー!固定電話内線だ w)
それ逃したり寝過ごすと、自分のデスクなくなるので、死なない程度のほぼ死ぬ気で働いて
心も身体もボロボロになってたな


ハウというふわふわなわんちゃんの、
壮絶なストーリーは、飼い主が居たり/居なかったりで翻弄される。

犬も、環境適応性動物のようだ。ねこちゃんもね

死に別れがつらいから、ハムスターとか
セキセイインコすら、飼わなくなり
何より会社に週5、7.75h定時労働に、
300h超えのサビ残を、29.75hでこなしましたと
ボ査定に響かぬ出来の良さを醸す、ダメ男

モテないし、出会い無いし。
ペットとは私たちの世代では呼んでなくて
近隣のマダム達は、コンパニオンアニマルとか
呼んでいたような。

小さなチワワや、綺麗にトリミングされたプードル、
何でそんなに早足なの?!と驚くほどすばしこい、
ダックスフンド。

昔住んでた地域の私の部屋以外は
ほぼ億ションだらけで
たまーに、モデルさんや芸能人さんも
動物病院に、うちの子達を診察で
高級外車で乗り付けていていたので
飼わずに、眺めるだけだった。

ハウは、Hawではなくて、How?って意味だと
見終わるまで勘違いしてて

キョトンとお座りするお利口さんが

実は壮絶さを乗り越える、野生の強さと優しさを
感じさせてくれ、頼もしい学びを頂けた

今は高級地から少し離れ、
東京奥座敷から、院に復学して
USに来てるけど、独りはさみしいね。

ブラックフライデー後からが
特にね。

自分には無いだろうけど
婚約者に捨てられたら、自分は
生き別れの葛藤に堪えられない
メンタルになってしまってるので

おばQにでもなって消えるしかないかもな
とかガキみたいな儚げな事思ってしまったりして。

何がHappyか、Luckyかなんて
立場が変われば、陰陽背中合わせ

人の不幸を蜜の味と思わない、
広い心と優しさこそ、絶対に純真無垢の
ガキのままで守れるようには
ほんの少しの生きていて許される場所が有るのなら

そっと生きてゆけたら、僕は満足


捨てられるつらさを実感した者しか
分からない、拾われ育てて頂けた有り難みを
修道会の孤児院に
大人になってから、がっつり寄付して

縁切りして独り立ちしたわけだけど
帰るハウスを、これから僕は
独り(か、まさか誰かと?)作らないとなんだろうな。

まだまだ半人前の青二歳。
大物になれて、大人になり切ったら
ようやく、大人の、大の字に
点を乗せて

犬飼いさんの権利を得られるのかもしれないな

その時は、この映画をきっと想い出すと思う
保護犬をお迎え出来たら素敵だね

エラちゃんの珍しい演技ぶりにもキュンとしてしもたw


人の人生100年時代、
日本男性平均寿命70代後半、
女性は80代だそうで

女性は、不謹慎と思わず意味を汲み取って欲しいけど、
仮に愛する旦那さまが先に天に召されても
また素敵なパートナー見つけて幸せに過ごして欲しい

それは、ずっと片割れを早くに亡くして
ずっと合わせ鏡が無いままの己の愚かさからの
反面教師として


犬の生き抜きざまを観て人を知り学ぶ
とても稀有な作品。お勧めします!

^ - ^)ノ イヌニ モトカレノナマエ ツケルナヨ!

お目汚し失礼しました

-------

原作:斉藤ひろし『ハウ』(朝日文庫)
監督:犬童一心
脚本:斉藤ひろし、犬童一心

音楽:上野耕路
主題歌:GReeeeN「味方」(ユニバーサル ミュージック)

製作:小西啓介、村松秀信、森田圭、木原康博、中田しげる、山本正典、渡辺章仁、田中祐介、犬童みのり、福田剛紀、檜原麻希、五十嵐淳之

企画・プロデュース:小池賢太郎
プロデューサー:丸山文成、柳迫成彦
共同プロデューサー:平石明弘、山野邊雅祥、橋本恵一
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
アソシエイトプロデューサー:押切大機

音楽プロデューサー:安井輝
ラインプロデューサー:臼井正明
宣伝プロデューサー:谷口智津子、田口和也
プロダクション統括:木次谷良助

撮影:池内義浩
美術:樫山智恵子
照明:岡田佳樹
装飾:秋田谷宣博
サウンドデザイン:志満順一(J.S.A.)
編集:山田佑介(J.S.E.)
ドッグトレーナー:宮忠臣
スクリプター:天池芳美
衣装:小里幸子、石原徳子
ヘアメイク:知野香那子

視覚効果:松本肇
音響効果:勝亦さくら
助監督:安達耕平
制作担当:古森正泰
協賛:いなばペットフード

配給:東映
プロダクション協力:東映東京撮影所
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ、東映
製作:「ハウ」製作委員会
(ハピネットファントム・スタジオ、東映、KDDI、ジョーカーフィルムズ、エヴァーグリーン・エンタテイメント、グランマーブル、ローソンエンタテインメント、GYAO、スカイドラム、カーロ・リゾート、ニッポン放送、ムービーウォーカー)
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