極楽蝶

われ弱ければ 矢嶋楫子伝の極楽蝶のレビュー・感想・評価

われ弱ければ 矢嶋楫子伝(2022年製作の映画)
3.5
三浦綾子さんの作品は好きで何作か読んだことはあるけれど「われ弱ければ」は読んだことがなかったので、この映画ではじめて矢嶋楫子さんを知りました。矢嶋楫子の伝記的映画としては興味深い作品に仕上がっていると思います。
ただし、作りが映画というよりもテレビドラマのような感じだったのは残念。それに矢嶋楫子役の常盤貴子さんが齢をとらないのはどうなのかなぁ(笑) 90歳を超えてからの渡米の帰りの船の若々しさはねぇ~(笑) それと、なぜミセス・ツルーが矢嶋楫子を校長にしたかったのか、その理由が分からないままなのは残念! ミセル・ツルーに矢嶋楫子の何に感心し、何を評価したのか、その理由を語ってもらいたかった!
矢嶋楫子が女子学院の好調になって、学則をなくすけれど、その時のエデンの園の例えは素晴らしいですねぇ! アダムとイブはたった一つの約束を守れなかった、なのになざ生徒たちはたくさんの校則を守ることができるのか! 映画「夢見る小学校」で紹介されていた世田谷区の中学校?のことを思い出しましたねぇ!!
こんど「われ弱ければ」を買って読もう!!
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