このレビューはネタバレを含みます
あまり期待せずホラーっぽいし観とくかくらいのノリで観に行ったけれど、ところどころ不気味な感じもあり思ってたより悪くなかった
ジャンプスケアが2、3ヶ所ありまあまあ効果的であった気もしないでもないけれど大きな音はない方が不気味になった気もする。
眼球が動くのは言ってしまえば『うずまき』のパクリだけど気持ち悪いので良いのではないでしょうか。
根幹となる部分の設定が非常に雑で、設定の無理があるところを全部催眠術に押し込んで誤魔化してる感が強くここをもっと丁寧に扱えば芯のある作品になったろうと思われる。
魂とか意味不明だし。
オチもかなり残念で、結局父親ひとりに邪悪さを押しやってしまっており、一般的なサイコホラーの枠を出ない。
父親が全ての元凶に見えたけど実は…という何かが欲しかった。
小道具はなんか不気味なものが多く、特に主人公の部屋の絵が不気味で良かったけれど、あの部屋を不気味にすることがなにか意味があるようにも思えず、なんかスペースあるし不気味なもの置いとけ!みたいな雑なノリのようにも感じるが、実際不気味に感じもしたので審議の分かれるところだ。