わかまる

この子は邪悪のわかまるのネタバレレビュー・内容・結末

この子は邪悪(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

謎解きとしてのクオリティは低い。
相関図が小さく線も少ないので、脚本も浅く見える。
強いて言うなら、「この街にお母さんと同じ病気の人が5人いる」はヒントだけ開示され未回収なので謎解き要素を残している。
ルナのお父さんはゴミ屋敷の人てことくらいしかわからんけど。
シンプルにサイコパス系として見るしかない。
だとしても既出のアイディアや構成なので見応えはない。肝心の伏線回収も単発しかない。
手段も催眠術だし、「奇跡が起きた」で全部解決させるのも納得感が薄い。本当は犯行動機を明確にし、感情移入をさせるべき。
例えば、悲惨な過去があり性格がサイコパスになった。とか。
頑張って褒めるとするなら、
ヒント多めで相関図も小さいので誰が見ても初見で理解できる程分かりやすい。という意味ではよくできている。
むしろ、その方向性で制作された作品かもね。
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