このレビューはネタバレを含みます
話題の『パール』が面白いと聞いて。
タイトル等で観てなかったけど、三部作らしいのでこちらも観てみた。
普通にまぁまぁ面白かった。
音が過剰。パシャパシャ切り替わる画面もサブリミナル効果を狙ってるのか、オシャレなんだろうか。それにしてもセックスシーンばっかりで思ってたんと違かった。
良くも悪くも70年代のスプラッター映画をちょっとおしゃれにオマージュしてみましたってところだろうか(物足りないけど)。
前半のセックスシーンはおなかいっぱいって所で、中盤から若者たちが映画の撮影に使う家の貸主のご老人夫婦が殺戮を始めますよー！
シニカルなお笑いもちょいちょい入ってます。プロデューサー男が老婦人を探しに行く所のパンツにププッ。殺され方はこれは来るな…なんだけど、私、目ぶっ刺しがダメで、いつもうっすら観てから巻き戻してちゃんと観る派なのです。その後の老婦人の行動もププッでした。
その後の各々の殺され方も伝統的なものだったので、スプラッターをあまり見てこなかった私にはこれは何のオマージュだろうと考えるのが面白かったです。
そうそうベッドシーンではボカシが入ってましたが、地下室のキリストのような死体は○ん○ん丸見えで、この違いは？と不思議でした。
老婦人パールとマキシーンがミア・ゴスの1人2役とはびっくりでした。確かにあそこまでのお年寄りにしてはよく動けてるな、何の役者さんだろうって思ってました。
ラストも「へー」という感じ。
全体的に見て美しいシーンが全くないのが残念。でも、人によって美しいと思う観点はそれぞれなのでそれでいいと思います。
マキシーンが湖で間一髪ワニの餌にならなかったシーン、静謐で好きでした。
あと、保安官の最後の皮肉、かっこよかった。
※うとうとしながら書いてるので、辻褄が合わないレビューだったらすみません💦
