みりお

X エックスのみりおのレビュー・感想・評価

X エックス(2022年製作の映画)
3.3
予定が入って試写会に行けなくなってしまった作品だったから、すごく気になっていたんだけど…これはなんとも評価し難い作品💦
とりあえずすごく胸糞だったし、老いを醜いものと捉えていたことは否定できないし、若さが強さと捉えられるような表現もあったし…いろいろ賛同しかねる☹️🌀
ただ、"老いることへの恐怖"だったり、"愚かしい若さ"だったり、誰しも感じたことのある年齢差によるギャップ、もどかしさ、摩擦などを見事に描いていたのも事実で、このテーマを映画にした勇気そのものへ、とりあえず拍手をしたくなった👏

でも、ここまでエログロを混ぜないと"老い"というものを語れないということには、やはり違和感がある。
シャマラン監督の『オールド』が好きだっただけに、エログロ満載でセンセーショナルにこのテーマにアプローチする手法が、やはり好きではない。
監督は、観客にこれを観て一体どういう気持ちになってほしいんだろう…
今更ながら公式サイトやパンフレットを読んで、監督の気持ちを推察したくなった。
でもきっと読んでも到底理解できないだろうなぁ〜
でもホラー小説の巨匠であるスティーブン・キングや、『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督が本作を絶賛したらしいと聞き、理解できないことが悔しくもある😂
三部作観たら理解できるのかしら👀?
続編の『パール』も気になるけど、本作のあまりのグロさに映画館に行く勇気は無くなったので、配信待ち決定です🙇‍♀️


【ストーリー】

1979年、テキサス。
女優志望のマキシーン(ミア・ゴス)を含めた、3組のカップルは、映画撮影のために借りた田舎の農場へ向かう。
そんな彼らを農場で待ち受けたのは、みすぼらしい老人のハワード(スティーヴン・ユーレ)だった。
一方、マキシーンは、母屋の窓ガラスからこちらを見つめるハワードの妻である老婆パール(ミア・ゴス)と目があってしまう。


【キャスト・スタッフ】

*監督:タイ・ウェスト
アメリカ出身🇺🇸
2005年に『The Roost』で長編映画監督デビューを果たす🌟
その後ホラー作品を続々と手がけ、2013年の『サクラメント 死の楽園』はヴェネツィア国際映画祭にて上映されました✨
その他の監督作は『サプライズ』『インキーパーズ』など。
三部作についても、最終作までウェストが監督することが決まっているそうで、彼の世界観を理解できるか、一応最後までお付き合いせねば…


*マキシーン/パール:ミア・ゴス
イングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
2013年に『ニンフォマニアック』で映画デビュー🌟
主な出演作は『マローボーン家の掟』『サスペリア』『EMMA』など。
なんと23歳の時にシャイア・ラブーフと結婚していたことがあるそうですが、わずか2年で離婚したそうです😂


*ロレイン:ジェナ・オルテガ
アメリカ出身🇺🇸
2012年に『CSI:ニューヨーク』でドラマデビューし、2013年になんと『アイアンマン3』の"副大統領の娘"役で映画デビュー🌟
その後『インシディアス2』や『ザ・ベビーシッター キラークイーン』などホラージャンルで活躍し、スクリームクイーンなんて呼ばれたりもしたそうですが、2022年のNetflixドラマ『ウェンズデー』が大ヒットして、圧倒的にそちらの印象の方が強くなったイメージ😉


*ボビー・リン:ブリタニー・スノウ
アメリカ出身🇺🇸
1980年代の服装や髪型が似合うランキングで、絶対にハリウッドで3本の指に入ると思うブリタニー🥰
ほんとブロンドやわざとらしい高い声が似合う😍
この可愛らしい声を活かして、なんとデビュー作は1995年の『耳をすませば』の雫役の英語版吹替なんだとか🌟
その後『ヘアスプレー』『ピッチ・パーフェクト』と、一貫してちょいウザ女子を演じてきたブリタニーには、本作のAV女優役は新境地なのかも👀✨
かなり好きな役だったから、ここで出演がなくなるのは残念😭
みりお

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