このレビューはネタバレを含みます
A24のホラー映画ですね！
自主映画を撮影するため、牧場の小屋を借りた3組のカップル一行。しかし、貸主の老夫婦は殺人鬼だった！ってお話ですね。
うん、面白い！昔の名作ホラーはあまり知らないのですが、色々意識されているのでしょうか。映画の設定79年、映像や設定も昔のホラー映画っぽい、気がしたし、昔っぽい映像はしゃれていて、なんだかタランティーノのような雰囲気を感じました。オシャレホラー！
これはきっと順番に死んじゃうやつね！と思いながら見ていて、男性陣は脇役キャラだったので全員死亡フラグ！と思ってました。
「ウェンズデー」のジョナオルテガが一人生き残るのかな？と思っていたけど、生き残ったのはスターを夢見るマキシーン！
いやーこれは裏切られた。ドラッグやってる金髪美女、自己中のアバズレ女ってキャラは、ホラー映画では定番の死亡フラグキャラですからね！w
そこがA24クオリティ？純粋ないい子がヒロインじゃないのは現代的、なのかも。ま、ジョナオルテガが演じてたキャラもアバズレではあったのかなw
老婆が殺人鬼なのも面白かった。弱そうなお婆さんが元気いっぱいだなーと思ったけど、老いや性に執着する老婆、それはなんだか、根っからのサイコパス老婆とは違った怖さがありました。私達皆がいつか老人になるという恐怖と地続きだからなのか、怖いけど切ない気持ちになる殺人鬼キャラでした。
ホラー映画としては、突然音が出るとか、割と普通でそこまで怖いってほどじゃなかった気はした。でも、ラストに実はマキシーンは牧師の娘だった！っていうオチも良く出来てたし、老婆はマキシーンの子が一人二役で演じてた！っていうのは凄かった。全然わからなかった！
3部作なんですね！続編も見たくなる流石のA24クオリティだったのではないかと！
