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ALIVEHOON アライブフーンのEDDIEのレビュー・感想・評価

ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)
4.0
これぞ“ホンモノ”のカーレースアクション映画!音が、スピードが、熱さが、全然違う。
ゲームに夢中な内向的な青年がプロレーサーになりチャンピオンになるまで!?
いま話題の『グランツーリスモ』以上にカーアクションが強烈かつ人間ドラマも上質。

そもそも僕は車に興味がないんですが、この映画は公開当時そんな気持ちなので全然興味なかったんです。
今回『グランツーリスモ』公開をきっかけに、U-NEXTで399円で本作をレンタルして鑑賞したんですが、圧巻でした。これが「ホンモノ」かと。
だから劇場のドルビーシネマで『グランツーリスモ』を観てあまり心揺さぶられなかった僕が、『アライブフーン』ではかなり前のめりで魅せられました。
逆に劇場で観なかったことを後悔しましたね。

土屋圭一さんが監修に入って、CGゼロで挑んだカーレースのシーンは心臓飛び出るほど大興奮です。
CGがどんなに発展してもリアルには敵わないという所以でしょう。
僕の大好きな映画『タワーリングインフェルノ』もCGのない時代にあの衝撃の火災シーンを実際に撮影してあのリアル感を演出しています。

この映画の企画が始まった時に、土屋圭一さんは「すべて現役のレース車両で撮る、レースのドライバーは全員チャンピオン、撮影はリアルスピードでやる」と言うこだわりを語っていたそうです。
それでいて師弟関係とかの人間ドラマもきちんと描いてくれるから、映画としてちゃんと面白いんですよ。

おそらく本作も内容的に『グランツーリスモ』の世界観から着想を得ていると思うんですが、なんなら日本の映画が『グランツーリスモ』実写化に負けていないと感じた作品でした。
これ、もし劇場で見逃している方いらっしゃったら、U-NEXTでレンタルして観る価値十分にあると思うのでおすすめします。

〈キャスト〉
大羽紘一(野村周平)
武藤夏実(吉川愛)
武藤亮介(陣内孝則)
葛西隆司(本田博太郎)
田村孝(きづき)
小林総一郎(青柳翔)
柴崎快(福山翔大)
齋藤太悟(齋藤太吾)
川畑真人(川畑真人)
土屋圭市(土屋圭市)
檜山三郎(モロ師岡)
チームスクリュー・オーナー(土屋アンナ)
ドリフェス解説者(織戸学)
ドリフェス実況(にわつとむ)
チャレンジカップ実況(勝又智也)
eスポーツ実況(スチュアート・オー)

※2023年自宅鑑賞133本目
※U-NEXTポイント鑑賞
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