えり子

アイヴィーのえり子のレビュー・感想・評価

アイヴィー(1947年製作の映画)
3.3
ジョーン、フォンティンの悪女ぶりが見事。
隣で男たちの会話を聞いて一喜一憂する表情の変化がうまい。
最後は何とも哀れです。
彼女が「離婚して」と頼んでも、しない夫。
彼女に一方的に恋して、電話をかけまくり、急患の患者など無視しようとする、医者。大富豪はジョーンの美貌に目が眩んで高価なバッグを与える。
逆の場合もあり、男も女も人を見る目がないのね。
東京で生まれたフォンテイン。姉のオリヴィア、デ、ハビランドとは仲が悪く、ことごとく対立。映画になりそうでした。
親は子供と公平に接しないと。
裁判の辺りから、フォンテインが弱くなっていくのね。
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