このレビューはネタバレを含みます
約30年前の日本での劇場公開時はまだ年齢制限ギリギリくらいの年齢で、保護者が一緒なら行けたけど親連れて観に行くような映画でもないなと泣く泣く諦めた「クライング ゲーム」DVDでは当然観たがとうとう念願叶って劇場で鑑賞。中学生時代の自分に将来観に行けるから諦めずに映画をたくさん観て待ってろと教えてやりたい。
スティーブン レイのどう見ても非道なテロリストに向かない冴えないおっさんっぷりも、当時のジェイ デヴィッドソンの中性的な風貌も、ボーイ ジョージが歌う主題歌もかなり補正がかかっているかもしれないがすべてが美しかった。ニール ジョーダン流石だ。
「12ヶ月のシネマリレー」色々言いたいことがあるが、「カラヴァッジョ」とか「左利きの女」とか貴重な作品が劇場で観られるのは嬉しい。(2023/1/5 KBCシネマ)