なくいら

オードリー・ヘプバーンのなくいらのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
3.9
言葉にならない温かい感情でいっぱい…🥺✨

映画スターでありながら、一人の女性であるオードリー・ヘプバーンの、知られざる姿が描かれたドキュメンタリー映画。
彼女の事を知るために来たのに、彼女から愛をもらって帰ることになるなんて…。

幼少期の戦争経験から、輝かしいスターの生活、母としての思いと、平和への願い。
彼女の意志はどんな時もしっかりと強く、一貫した生き様だったのが印象的。

いつも、自らの使命とは何かを考え、向き合う強さに胸打たれた。
晩年、ユニセフ親善大使としての活動では、今までの女優としての活動で有名になったお陰で役に立つことができた、という気持ちだったようだけど、そんなことを思える映画スター中々いないよ…。

今こそ、彼女の愛を全世界へ拡めたい🕊
特に、某国の大統領よ…。


ご友人でコーディネーターの加藤タキさんのお話が、あまりにも素敵なエピソードばかりで感動!
いつでもスターを気取らず、普通の女性だったというオードリー。
初めて会う日本人スタッフ十数名の名前を、一人ひとりきちんと覚えたり、自ら紅茶とコーヒー好きな方を尋ねて振る舞ったり、その他にも人間が出来過ぎてるエピソードばかりで、『そんな神が人間界に存在してたのか…』と圧倒された。

試写会のアフタートーク聞いて涙出たの初めて🥲


オードリーのエピソードはこんなにも素晴らしいのに、映画としては実に凡庸of凡庸な構成で、さらに音声が中高音域の周波数が耳にささりまくって耳が痛くて、観るのが辛かった…というもったいない作品だった…。


そういえば、時折表現されるバレエパート、フランチェスカ・ヘイワードだったな。
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