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オードリー・ヘプバーンのmhのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
3.8
トークショー付き試写会で拝見しました。

誰でも1度は観たことがあるオードリー・ヘップバーンの映画のワンシーンが次々と
映し出され、映画衣装を担当したジバンシーの美しい衣装とエピソードなどが紹介されました。

今観ても本当にキュートでありながらも凛々しくて、そして美しくて、もうその姿に目と心を奪われました✨

しかし
息子、孫、友人などが語るオードリー・ヘップバーンという人はなかなか苦悩もあったようで…。

父親の愛情に飢え、2度の離婚を経験し、戦争により栄養失調になったこともあったとか。
なかなか平坦な人生ではなかったようです。

ユニセフ親善大使となり子どもたちに惜しみなく愛を与える姿は、また別の意味で美しくもあり神々しくもありました✨

人からもらった愛情を分け与えるというのはそう難しい事ではない気がするのですが、もらえなかった愛情を与えるという所が彼女の愛情の深さであって素晴らしい所なんでしょうね。

晩年は結婚はされなかったけど良い男性に巡り会えたようで、表情の変化も見てとれました。

見た目やファッションだけでなく人柄が素敵な女性だったんだなと
改めて思いました。

オードリーの事を知らない人が観ても彼女の事が分かるなかなか素晴らしいドキュメンタリーでした。



ゲストはコーディネイターの加藤タキさん。

華やかなゲストでした✨

CM撮影で縁があり交流があったオードリー・ヘップバーンの素敵なエピソードもたくさん聞かせて下さいました。

その多くは、とにかく気遣いがすごい人エピソード。
スタッフ10人の名前を瞬時に覚える。日本の文化を知りつつ用意された紅茶とコーヒーなど。

貴女は貴女らしくしていいの。衣装は映画の中だけ。私は普段は飾らないのが合ってるの。ってそんな事を仰り、私服はシンプル。他人を尊重する人であったとか。

ユニセフ親善大使でオードリーが出ると一気にお金が集まるらしく、「私はこの為に女優をやってたんだわ」って仰ってたエピソード。

オードリーからの直筆のお礼の手紙の公開や、貴重な写真の公開もあり、映画の内容が更に深まった素敵なトークでした😊✨

加藤さんもまた素敵な女性でした✨

オードリー・ヘップバーンの作品を観たくなりました。
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