👗2022年56本目👗(字幕)
上映前に 犬山紙子さんと大日方久美子のトークイベントがあったのだが、オードリー・ヘプバーンを詳しく知らない私の心を鷲掴みにし、本編へと気持ちを高めてくれた。
トークイベントがとても素晴らしくて、我慢していたが目に涙が何度も溜まってなかなか引かなかった。それは上映後もずっと変わらず。
オードリー・ヘプバーンという誰もが名を知るスターの裏にあった愛への渇望と寂しさ。人を羨む事なく、愛を分け与える事に全身全霊を捧げた生き方には 尊敬の念を抱かずにはいられなかった。
多くの人に愛される意味をあまり理解出来ていなかったが、この映画を観れて本当に良かった。
彼女のスターへの道はとてつもなくキラキラしているのに、人生に迫る部分は意外とシリアスな作りで驚いた。父親との関係とか夫婦関係とか、観ていて感傷的になるシーンも多くて心が痛かった。
彼女と居る世界は全く違うかもしれないけど、根底は繋がっている。そんな意識を忘れずに、自分を蔑まずに、自分に出来る事を見つけて行動していきたい。
バレリーナが彼女の人生を体現しているシーンがとても印象に残った。素晴らしかった。
試写会にて。
(月島ブロードメディア 公式)