ひでG

オードリー・ヘプバーンのひでGのレビュー・感想・評価

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
4.0
レンタル店の旧作ドキュメンタリーコーナーで見つけた時には、「よっしゃあ!」と小さなガッツポーズしてしまいました。
公開時と埼玉ネットワーク映画上映会と2度スクリーンで観る機会を逸していたので、よーやく巡り逢えた、いや、再会できました。

大好きです。
好きや憧れが人生の長い時間の中で、花や風や日の光に対するように、それが当たり前の存在になっていました。
あなたをスクリーンで見つけた時から、ずっと、ずっと、気持ちは変わりません。

このドキュメンタリーは、あなたの生い立ちから始まりました。
少女期に「小さなメッセンジャー」となって、レディスタンスを行っていたことは知っていましたが、お父様とご関係については、初めて知りました。
これらの辛い体験を拭い去るようにバレエに没頭し、明日を託した若き日々。

様々な経験が
優雅さ、気品、優しさ、笑顔の中に見せる切なさなど、スクリーンでのあなたを作っていったのですね。

僕たちがずっと観てきて、ずっと愛してきた名作たち。
代表作は、もちろん衝撃のメジャーデビュー作「ローマの休日」ですが、
このドキュメンタリーの中盤、窓辺でギターをつま弾くあなたと、あのメロディ🎵が出てきます。
涙が止まらなくなりました。

「ティファニーで朝食を」は、あなたの輝かしい作品群のトップクラスの作品ではないでしょうが、あの美しく、切ない、透き通るあのメロディは、あなたそのものです。

あなたの人生を綴った本記録は、ハリウッドから第二の仕事のステージに入っていきます。
ユニセフ大使として、貧困や紛争で苦しむ子供たちを救う活動をするあなた。
その活動をするお姿は、「ローマの休日」時代を大きく超えていく美しさでした。
人生の最終盤に最も美しい自分で居られる人を心からリスペクトします。少しでも近づきたいと思います。

絶対に叶わないことですが、あなたをよく知るウィリアム・ワイラーやビリー・ワイルダー監督、共演したグレゴリー・ペックやハンフリー・ボガードなどのビックスターのインタビューも聴きたかったなあ、、

あっという間にあなたの生涯を観終わってしまいました。まだ、観たい、知りたい、って
想いの中、エンディングの曲が、ダメだ
また、ひとりの部屋で泣いちゃうよ、、🌙

ずっと、ずっと大好きです。
オードリー・ヘップバーン!!!
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