このレビューはネタバレを含みます
新しい永野芽郁。永野芽郁ちゃんじゃなくて永野芽郁。って感じだった。
かっこよかった。
まりこが悪かったって言って、割に合わないから。とか、幸せになれない、とかどうして人生はほんとこんな変なんだろう。
それぞれ語ることのない辛さを抱えている人たちがとてもかっこよく感じた。
マキオ?さんがもう会えなくなった人に会うためには自分を大切にするしかない、と言っていた、あの場面で自分から湧き出る言葉で、あれだけ気の利いた回答ができるだろうか、そんな人になりたい。
でもその後響いてるんだか響いてないんだかのシィちゃんの軽さもなんだかよかった。
人の死が結局は残された人にとっていいものになる、とかっこよく語るものじゃないし、美化させることには納得できない。
でもすごくよかったと思った。
あと映画の中で流れる音楽も好き。