別れも言わずに突然親友が自殺したことが受け入れられなくて、遺骨とともに新たな一歩を踏み出すために旅に出るロードムービー。
やさぐれた主人公の行動に一貫性がないように感じてあまり入り込めなかったけど、答えを探す旅をしてるわけだから当然といえば当然だなとも観終わってから思いました。潔いラストもこの映画の雰囲気に合ってました。終わって余韻に浸りながらじわじわと評価が上がっていくタイプの作品です。
正直やさぐれ主人公だけだったら観ているのが辛かったと思うけど道中で出会う青年（窪田正孝）が良い人で心温まります。
随所に昭和感を感じて、違和感というほどではありませんでしたが原作通りなのか、気になるところでした。
