ままよよ

マイ・ブロークン・マリコのままよよのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作は漫画アプリで途中まで読んだことあり。
取り敢えず、冒頭の中華料理屋の雰囲気が原作まんまで満足。音声の演出も良かった。

永野芽郁か〜あんまり好きくないや…てかしいちゃん演るにしてはお上品すぎんか?と危惧してたけど、わりといい感じでした。
マリコも良かった。奈緒って名前きいたことあったけどこんな子だったのね。お顔は菅野美穂をあまあまにした感じ。(菅野美穂すき)マリコの病んでる感を見事に演じてました。
普通の神経だと早々にマリコ見放すとこだけど、しいちゃんは面倒見良すぎだね。共依存てやつか。

原作が一巻完結のお話だから映画には短すぎんか?と思ってたけど、必要なとこでじっくり間をとって作られてたので冗長には感じませんでした。たいへんちょうど良い長さ。ていうかお話はすこぶる映画向きよね。(短いけど)ロードムービーでもあるし。海も車窓もきれいだった。ロケ地最高。
まりがおか岬は実在しないのね。ぐぐっちゃった笑。

「しいちゃんの子どもになりたい」てマリコのセリフから、てっきり釣り人窪田とくっついて産まれた赤子にマリコて名付けるのでは…と結末予想したけど。そんなご都合主義な展開にはなりませんでした笑。うん、窪田との距離感はそれで正しいよ。
窪田の下心のない優しさ、みたいな感じも良かったです。歯磨き好きってどーゆー設定…?とは思ったけど。あのお弁当の中身気になった。

最後の手紙は、やっぱり内容明かしませんでしたね。でもしいちゃんが泣き笑いできるってことはハッピーエンドなのよ。うん、これでよろしい。

マリコ父(クソヤロー)があんないいおばさんと再婚できた、というのがいちばん腑に落ちなかったです。
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