回想/構図◎ 現在シーン△ 演出× 冒頭10分、最も涙腺が緩んだかな。モノローグ過多なのと、日本映画特有の悪い意味でのバランス感覚、ある種の照れが大変ノイズ。だが、前述した通り回想シーン・ショット(特に後半)・奈緒さんと子役を始めとした役者の演技は満点！
馬鹿正直に漫画的なテンションを保つのは嫌いじゃない。けど、クソ親父が泣くシーン絶対いらんだろ...意図的らしいけど、そこでバランスとってどうすんのって感じ。性犯罪者は苦しんで孤独にくたばれよ。ただ、けど、何度でも言うが、2人の回想シーンと“抱擁”が良すぎるのでトータルでは嫌いになれん。
永野芽郁さんのまだ幼いのと優しそうな感じが役と巧くマッチしていて、彼女がシイノで本当に良かったなーと思う！あと、なんと言ってもステレオタイプっぽくなりそうなマリコを実在感たっぷりに演じられた奈緒さん！大好きです！！タナダユキ監督の愚直な演出も割とキュートに映ったかな。
