このレビューはネタバレを含みます
2022年90本目の鑑賞。
永野芽郁の演技については
賛否両論あるみたいですね。
私個人としては違和感なく
楽しめました。
肝心のストーリーですが
これは、観客のこれまで歩んてきた人生によって、刺さる人と刺さらない人に
分かれると思います。
実際、まりこのように
家庭環境が悪い子は
一定数あのような結末を
辿ることが現実としてありますが
世の中のそういう道を
見ていない人からすると
ただの理解不能なメンヘラ女ですね。
まりこはきっとシィちゃんことを
ヒーローのように思っていて
唯一の理解者だと
思っていたんでしょうが
シィちゃんもまりこのことを
支えることによって
支えられていたのだと思います。
その中で
「もう会えない人に会うには、
自分が生きているしかない。」
という台詞は
この脚本の答えなのでは
ないでしょうか。
実際にシィちゃんも
あそで死なずに生きてたからこそ
手紙を見れたわけですし。
手紙の内容も気になりましたが
まりこがシィちゃんだけに
宛てた手紙なので
あのラストで良かったのかもしれません。
