育ちで人生のほとんどが決まることを嫌というほどはっきりと描いている。
育ちの悪い2種類の女たちのオナニーを見せつけられる85分。
俳優の外見の良さが無ければ観るに堪えない内容だが、これ現実なのよね。
主人公はマリコの呪いにかかってるし、マリコを下にみつつ、マリコに自分を重ねているから離れられない。
結局、松葉杖をつきながらブラック企業に戻っていく彼女もまた「マリコ」なのだ。
これを「女の友情」とか「相手への思いやり」とか美しく仕上げちゃうのは男性なんじゃなかろうか。
もし女性でそんな考えをしてるなら、その人もまた「マリコ」なんだろう。