綺麗な思い出だけになっていく、何度もめんどくさいって思ったはずなのに忘れていってるんだよ
突然死んでしまった親友マリコの亡骸と共に主人公シイノがマリコの死と向き合っていくロードムービー。
永野芽郁の叫びが、感情が、熱を持って感じられる作品。
亡くなった人に会いに行くには自分が生き続けるしかない。自分の中にある思い出と自分を、大事に生きていかなくちゃならない。
人は辛い出来事や嫌な気持ちは忘れたい生き物だから、思い出は美化されていく。
喧嘩したりうっとしいと思う不細工だけど大事なピースも、きっと忘れていって、美化されていく。
シイノの中のマリコはずっとずっと生き続けていけるのかな。