涙腺コルク

マイ・ブロークン・マリコの涙腺コルクのレビュー・感想・評価

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
3.8
横顔が美しい映画。
刺さる人には刺さると思う🏹🫀
 
重たいテーマをコミカルに短尺で
さらりと終わらせていて、観ていた私は
もう暫く余韻に浸りたいぃぃ🥲
と思ってしまいました。
 
これは映画館で観たかったぁ〜
(かいらし主演女優さんふたりを大画面で…!という不純な動機ではない。イヤうそ6割)
 
原作は先にざっと読んでからの鑑賞。
だのに!
全くイメージになかった永野芽郁さん、
声はかわいすぎても
しっかりいけめんやった……😭😭👏🏻👏🏻👏🏻
 
マリコとシィちゃんの関係は
簡単に“親友”とかニコイチの括りでは表せない共依存のよう..
ちょっともどかしかった点は、
シィちゃんが何故、
ここまでマリコに惹かれて
生涯共に沼の底まで堕ちていく覚悟すらもありそうなのか…とか…
マキオの存在…とか…(最後のさり気ない描写は好き!!)
この映画をパッと観ただけでは
分かりづらいように感じました。
 
それと、
人が苦しみ抜いた挙句自死したその後って、
こんなサッパリしているんだなぁーと
非常に虚しくなりました。
 
マリコには奇跡的にシィちゃんが居たけど。
マリコと同じような家庭環境で育って
〝全部お前が悪い〟
と言われ続けた圧倒的被害者が死を選んだって、
きっと追い詰めた周りの奴らは
誰も何も思わないんやろな〜
そんなもんやろな〜
つらい。生きるしかない🔥🔥笑
 
 
《《 めちゃ余談 》》
シィちゃんの追憶として出てくる
シィちゃんの子役のひと、
永野芽郁さんの声にそっくりなんだけど😮
敢えて片方のみ吹替にしたのか!?
と深読みしちゃうレベルでした。笑