このレビューはネタバレを含みます
暗いのに爽やかさもあった…
言葉ではどれだけでも表せるけど実際に行動は出来なかった、やり方が分からなかった中学時代、大人になるとシイノもマリコは自分の手で何とか出来ると思ってたのかは知らんけど、マリコの身内に対してシイノも口出しとかはしていなかったように思う。マリコらでも死んじゃった。あそこでマリコが一緒に死のうとか言えてたら、まだ幸せやったかもしれないなって。でもマリコはもうずっとぶっ壊れてたから何かしようとも思えなかったんやろうなと。
ずっとその生活が当たり前だったから、夜な夜な父親に起こされてお酒を買いに行くのもシイノのことを考えてたら怖くなかったとかって言って辞めて欲しいとも言わなかったところが辛い。完全に麻痺しきってる。ずっとクソ。父親のせいでマリコの人生はクソ。
でもマリコもマリコでめんどくせ〜女。
ぶっ壊されてるから仕方ないけど、シイノに恋人は作るなって言っといて自分は作るし、それもクソハズレやしそれに泣き付くし。
シイノもシイノでマリコしかいないからマリコから離れられなかったし。
共依存なんだよな。