たゆた

マイ・ブロークン・マリコのたゆたのレビュー・感想・評価

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)
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なんかあった?に対して、何もない日なんて無いって言うことの辛さは想像も絶する。きっとこの映画で描かれてるマリコのような子たちはまだ世界に溢れてる。
この映画はマリコを救うお話ではなく、残された側の話ではあったけど、どうにか、どうにかもっと早く彼女に救いを差し伸べられなかったのかと悔しくなった。顔や腕がアザだらけで学校に通っていたときに、先生たちが、周りの大人がそれに気づいて行動することはできなかったのだろうか。
「死にたい人に会いたいなら生きるしか無い」
その通りだと思う。生きて、その人の思い出を守り続けて、忘れないことがその人と会うことなんだと思った。
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