常にケガを負っているマリコ、つらすぎて心臓のあたりがかゆくなった。傷はすべて周りの男によるものなのに、自ら傷を受けにいっており、そしてそれがシイノの存在を感じるためなのはあまりに「めんどくせー女」だが、そういいながら依存しているシイノもめんどくせー女であり、一生ふたりで生きていてほしかったから悔しいが、絶対に一生ふたりであるからいいのかもしれない。
『プロミシングヤングウーマン』を思い出す胸糞具合ではあったが、崖の上の一撃はすべての胸糞をすっきりと流してくれるような爽快感があり、とてもよかった。
それにしても永野芽郁さん、幼い頃からタバコを吸い、お酒を飲み、不摂生な生活をしているこの役には声がかわいすぎるし肌がきれいすぎないだろうか、と終始気になった。一方で奈緒さんはめちゃめちゃマリコ。というか奈緒さんが声を荒げるときの声の裏返り、不安定でかなり好きですね
