父親から受けてきた、あらゆる暴力によって
自尊心も価値観もかなりズレてしまっていたマリコ。
付き合う男はみーーーーんなクズ。
親友を自分に縛り付けるわりに、自分は彼が出来たら音沙汰無しの彼氏最優先。。
それでも許されると知っているからね。
マリコという人を面倒がりながらも
彼女が困るとヒーローのように助けにいくシイノ。
でもなかなかSOSなんて出さないから。
いっつもボロボロになってからシイノのところに甘えに来る。
こんなに面倒だし薄情に見えるのに。
結局最終的にはお互いがどこかで繋がっていると知っているのは安心感でもあるのかも。
巻き込まれて血を流しても
マリコの存在を必要としてしまうシイノの気持ち。
マリコの他には居ないと言うシイノ。
2人とも寂しい。。
DVのど真ん中に晒されていると
わかっていても戻ってしまう。
マリコくらいに不幸呼び寄せ体質になっちゃうと
もう自力ではどうにもならないと思う。
そして無茶でもなんでも遺骨持って逃走!!
という離れ技を繰り出してきたシイノは
あれは誰よりもその権利があったんじゃないかな。
↑法律は別として。
あそこまで普通は出来ないしやらない。
シイノもどこか壊れちゃってる。
でもそれもシイノ。必要なこと。
元来強いシイノだけど
本当の意味で強くなるのはマリコを失って、そして手に入れてから。
食べるという意識さえ忘れていたシイノが
貰ったお弁当を食べて
うまっ!!
ってなるシーンがすごく良かった🍱
食べるって生きるって事
だもんね!!