このレビューはネタバレを含みます
少林寺へと入門した覚遠が李世民を助けて、父の敵・王世充への復讐を遂げるお話。リー・リンチェイとお仲間が若すぎて高校球児にしか見えませんでした…。
冒頭からの長々とした少林寺の紹介映像にプロモーションの意図がかなり強く感じられます。従って話の内容もさほど捻りはなく真っ直ぐな大河ドラマ。師父の不自然なほどの自然な笑み。
カエルをあっさり捌くシーンがあり、羊ももしくは…というか下手すりゃ犬も本当にやってんじゃないかという気になりました。何故かシェパード。
唯一の見どころはのアクションは凝ったカメラワークで見応えがありました。体当たりで素晴らしい。猛スピードの乗馬もこなす覚遠がカッコいいです。
ただいわゆる香港映画と比較するとお堅い感じがするアクションで、ワクワクするものがありませんでした。色んな武器も使いこなす覚遠凄いんですが。
少林寺とリー・リンチェイのPVみたいな雰囲気が強く、期待したほどではなかった作品でした。ただこのポスターだけは何回見てもワクワクしてしまうなあ。