まよ

私の親友、アンネ・フランクのまよのレビュー・感想・評価

3.7
ナチスドイツ時代の映像作品や書籍とかは興味があるから良く見るんだけど、アンネについて全然知らんことに気づいてめちゃくちゃショックだった。有名すぎて知ってるって思い込んでた。まじ思い込みこわい。だって親友のハンネのこと全く知らんかったもん。この映画で色んなことを学べたけど、あのとき隣の収容所から食べ物を投げてくれたのがこの子だったのか!みたいな発見はなかった。


塀を壊して直接アンネを見れた時、
安堵感もあったけどあんなに可愛くて元気いっぱいだった女の子が、やせ細って怯えてびくびくしてる女の子に変わってしまって、まだ幼いのにもう私には両親もいないの。お腹がすいてたまらないの。ってもう毎回毎回ホロコーストの歴史に触れる度に思うけど事実って思いたくなさすぎる。


唯一の肉親とあんなに酷い場所から逃げ出せるって想像できないくらいの希望だろうに、「アンネは親友なの」って置いていけない。私が助けなきゃ。って自分も倒れるくらいしんどいのにあの子の為にって行動できるの強すぎる
いつ見つかって殺されるか分からないのに行動できる勇気もすごいし、自分とその親友を信じる心も綺麗だった
まよ

まよ