叫び

私の親友、アンネ・フランクの叫びのレビュー・感想・評価

3.6
幸せだった日々と過酷な現実。だが、
過酷な現実の中でも明るく、希望を失わず前向きに生きること、がアンネフランクのキャラクターだったはず。今までずっとそう教えられていたし、作りあげられたイメージを改める作業はたいへんだっただろう。聖人ではなく、等身大の15歳の少女アンネフランクを描いた映画としては、いい出来だと思います。強制収容所でのアンネの登場シーンがほとんどなかったのは、過酷な現実から目を背けようとする現代映画の鈍感力不足なのでは?アンネの生き方と真逆ですやん。
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