不安との付き合い方。
コンプレックスに打ち勝てた前作。次なる試練について描いた続編。
ラブコメ路線を延長しながら、前作で悪役の立ち位置だったキャラクターを善人へとイメチェンさせた意欲作だと思いました。
人って、そのときによって見え方が違ったりもするし、反省を活かして新たな自分になっていくってのは、ティーン作品で描く意義を感じたし、なかなか良かったと思う。
内容としては、やや物足りなかったかな。
ジョディとダンクルマンの相性の良さはわかっていて、あの喧嘩ごときで関係を修復できなくなるとは思えず。その既定路線を壊す人物の登場かと思いきや、パッとしない役回りで終えてしまった。
一般的なラブコメ作品でしかなく、新鮮さがないため、お世辞にも面白いとは言えないな。
主演のエイバ・ミシェルは、この後女優業やっていけるのかな？
