いかえもん

龍の忍者のいかえもんのレビュー・感想・評価

龍の忍者(1982年製作の映画)
3.8
久しぶりの広之さま作品。
これはなんと、香港映画なんですねー。香港映画に真田広之さまが出ていたということなんですけど、役は忍者です。

なんかハチャメチャな映画なんだけど、アクションはてんこ盛りで、すごい。真田広之のガチアクションというかバトルシーンでのアクションがこんなにいっぱい見られる作品は実は他にあんまりないのでは?演出もどかーん!と爆発したりわりと派手だし、忍者vsカンフーは見ごたえはある。
しかし、最初はちゃんとしたシリアスな映画なのかと思ってたのだけど、後半になるにつれておかしくなってきて、寒いギャグやらなんやらで、最後はいかがなものか。
でも広之さまは、かっこいいーーーー!!!!
忍者のマスクから見える目だけで、男前度合いがわかるというすごさ。
アクションもキレッキレで、というかモータルコンバットの時でもキレが変わってない…という驚愕の事実。どうなっているんだ。

相手役のコナン・リーは、髪型から服装から当時のジャッキーで、これがジャッキーだったら、歴史に残る作品になったよなぁ…ってちょっと思った。いや、もちろんコナン・リーのアクションもジャッキーに引けを取らないくらいによかった!よかったからこそジャッキーやったらなぁと贅沢な夢を描いてしまったということです。周りの登場人物もジャッキー映画でおなじみの方がいたので余計にそう思ったのよね。

古い映画だけど、アクション映画好きな人は楽しめるんじゃないかな。