クリーム

Gメンのクリームのレビュー・感想・評価

Gメン(2023年製作の映画)
3.6
くだらないし、ダサイし、どう見ても高校生じゃない人達ばっかりだけど、結局、面白かった。岸優太君のアクションは身軽だし、切れも良く噂通り。演技はアレだが、演技力を求める作品でも無い。で、吉岡里帆!苦手だったけど、これは最高だった。拍手を贈りたい。内容は普通で新しさはないが、緩く楽しむのに丁度良かったです。

前の学校で問題を起こし私立武華高校に転校して来た勝太は、 最下層のG組に入れられた。昭和気質の梅田、プロレスオタクの肝田、喧嘩っ早い薙達と仲良くなった。また、成績もトップでA組のモテ男·瀬名とも親しくなり、恋に友情に楽しい日々を過ごす。しかし、そんな彼らに、都市伝説と化している不良グループ·Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織·天王会の魔の手が迫るのだった。



ネタバレ↓



3年Gメン、高良健吾と田中圭(無理矢理過ぎるキャストで逆に面白い)。彼等は、Gメンを継げそうな勝太に目をつけ見守ります。
G組担任になった雨宮瞳は、暴言吐きまくりのトンでも教師だが、元カレのDV男から逃げていると知り、瀬名と勝太が助けます。瞳は暫く瀬名の家で過ごしますが、元カレがヤンキーを連れ、報復に。しかし2人でキッチリ、ボコって一件落着。
レディースチームの総長レイナと良い感じの勝太は、天王会から脅されているレイナといる時に彼女にちょっかいを出して来た天王会メンバーをボコった。それを知った出所したての加藤が激怒。勝太を誘きだす為、薙の片足を折り、レイナを拉致した。勝太は、皆に迷惑が掛からない様にお前らは仲間じゃないと言って、1人で加藤の元へ殴り込みに行きます。しかし、ピンチの時に瀬名が現れ、その後、梅田、肝田、松葉杖の薙、レディースの姉ちゃん達が参加。それから、Gメン2人が登場。勝太と加藤の一騎討ちになり、勝太の勝利に終わるが、トドメを差さない彼にGメン2人は感動。
瀬名と瞳は、瀬名が卒業までお預け。レイナと勝太もウダウダしながら、ラブラブで終わる。

岸優太がアクションで評価されていたのは納得でした。そして、なんと言っても吉岡里帆が素晴らしかった。あそこまで、振り切ると思わなかったので、感動でした。もっとこの手の役やって欲しい。後、レイナの友人チーコ役の小野花梨さんも下品な言葉の羅列で気の毒だったけど、吹っ切ってて良かったです。そこそこ楽しかったです。
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