Lipthinks

小説家の映画のLipthinksのレビュー・感想・評価

小説家の映画(2022年製作の映画)
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物語だけ追っていればシンプルすぎるくらいな一方、メタ構造的な台詞が多くて、作品に対する手引きが十分すぎるような気もする。

出向く先で出会った人に連れられて新しい場所に行く中盤までのテンポの良さが小気味良い。

主人公が歯に衣着せぬ性格で結構長い時間ひやひやしたり気まずい。

酒、煙草、コーヒーが本当によく出てくる。
会話を主体に添えた時、舞台になりやすいからかな。

会話の間の空き方に拘りを感じる。一般的なそれは台詞に間髪入れず台詞を重ねるけれど、普段の会話ってそんなものじゃないよなと思う。

終盤までモノクロで、劇中劇の一部だけカラーになる。
色が必要なところだけカラーになっているのかな?
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