リョウ

午前4時にパリの夜は明けるのリョウのレビュー・感想・評価

1.8
お、おせえ!
あまりの遅さにシネスイッチ銀座の店員さんが嫌がらせでスローモーション上映してるのかと疑った程だ。
もしかしたら昨日観た「幻滅」が膨大な情報量を一気に流していたからそれに慣れてしまったからかも(汗)
そして観終わって思う。というか観ている間ずっと感じていた。
「これ、何の映画なの??」
とりあえず冒頭いきなりスーパー美人が画面にあらわれて俄然興味をそそられる!
もしやシャルロット・ゲンズブールではなくこの美女が主人公か!?
が、当然そんなわけはなく主人公はちゃんとシャルロット・ゲンズブールでした。んん~残念。
さてさてどうやら旦那に出ていかれて経済的困難に陥ってしまったシャルロット。
仕方ないので職探しの旅に出掛ける。
そこで見つけた仕事は自分がよく聞いているラジオのオペレーター役。
「そうか、これは50代の女性の新たな自分探しの映画なのだな。」
と思っていたら違った。
何と自分探しの映画ではなく「男探しの映画」であった!
仕事で失敗して泣いてるフリからの同僚とベッド・イン。
副業で図書館の仕事を見つけてそこでナンパされてベッド・イン。
おまけに最初のベッド・インの直後に冒頭の美女に言ったセリフが「私男を1人しか知らないの」
いやいや、あんたついさっき同僚と情事を重ねたばかりでないの!!どのお口がそんな嘘をつくのだ。
おまけにシャルロット・ゲンズブールが脱ぐわ脱ぐわ。
1人で鏡見ながらとりあえず脱ぐ。
ナンパ男とのベッド・インでもやっぱり脱ぐ。
そう言えば何年か前にジュリエット・ビノシュも脱いでたな~。
もしかしたらフランス映画には50歳を過ぎた女優はスクリーンの前で脱がないといけないという暗黙のルールでもあるのだろうか。。。
余談ですが息子役の人か若い頃のユアンマクレガーに似ていてやけにイケメンだった。そんだけ。
リョウ

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