健一

午前4時にパリの夜は明けるの健一のレビュー・感想・評価

3.0
こちらも。
「すべてうまくいきますように」と。
願いたくなる良質なフランス映画。😊


シャルロット・ゲンズブール。
エマニュエル・べアール。
今年2月に見た
「すべてうまくいきますように」の
ソフィー・マルソー。
シャーロット・ランプリング。
フランス、イギリスの女優さんはホントに歳の重ねかた が上手い!
今後も 銀幕 での活躍を期待してます。😊

本作の監督の前作「アマンダと僕」にえらく感動&号泣してしまったので本作を鑑賞。
邦題もなかなかセンスのあるタイトルで惹かれて劇場に足を運んで来ました。

1981年。
夫を寝取られ ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは深夜のラジオ番組で働くことに。
リスナーだった家出少女タルラと出会い 行き場の無い彼女をエリザベートは自宅へ招き入れる。
共に過ごすなかで母、息子、娘、家出少女はそれぞれの人生を見つめ直していく・・・

'81年〜'88年の出来事。
80年代のパリの街並み、人々。
深夜のパリ。パリの夜明け・・・
見ていてとても心地よい。
80年代を生きた人間にはたまらないノスタルジックに浸れる。

自立する子供たちへの支援。
子育てしか知らなく 初仕事 に四苦八苦。
自由奔放な少女との 出会い。
久しぶりのときめく 恋。
シャルロット・ゲンズブールもこんなリアルな母親を演じる歳になったんですね!
「なまいきシャルロット」から38年。
すっかり「しっかり者シャルロット」です。😅

気になったのは・・・

劇中の途中途中に80年代の当時の『パリの風景』が映し出されるのだが、その度に画面のサイズが小さくなり 物語に戻ると元のサイズに戻って その大小の画面の移り変わりがどうにも気になってしまって・・・😅

主人公の娘だけ なんか薄く描かれていて ちょっとかわいそう。😢
母の戸惑い、息子の恋事情、家出少女のetc・・・
娘は? って感じ。😅


全体的には『雑』な作りなのだが 素直に感動できるとても不思議な作品。


午前4時。皆さんはなにしてますか?
私はお風呂に入ってるか 寝てます。😅
(深夜3時に仕事が終わる日もあるので。)
風呂上がり、夜明け前に
ベランダで いっぷく。🚬
至福の時です。😊



2023年 4月24日 10:30〜
シネスイッチ銀座screen 1
💺273席
客入り 60人くらい。

相変わらず 銀座マダム&お一人様お爺ちゃんに人気のシネスイッチ銀座。😅
銀座マダムたちの喋り声が異常に響く上映前の劇場内。😂

コロナ真っ只中の頃は近隣の高級ショップが休業&閉店していて死んだような街並みだったが・・・
少しずつ元の街並みに戻ってきているようですね!😊
健一

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