カズザク17

午前4時にパリの夜は明けるのカズザク17のレビュー・感想・評価

4.0
心優しく涙脆い母親と、心優しい娘と息子が、少しだけスレ違い・衝突しながら、一緒に成長していく物語。
ある日突然、2人の子供を抱えた専業主婦が、社会に放り出される。自分達が生きていく為に、何をすればいいのかが?やり始めた事も上手く行かず右往左往で、不安から涙する事も多々…自分達の生活の先が見えなてこない状況が続く。そんな時に、行先が無い少女と知り合い、彼女を自分の家に連れて帰り面倒を見る事に。娘と息子も、正体不明の少女を優しく受け入れる。自分達の事で大変なのに…である。優しすぎる優しさに、見ている側も心がホッコリ、心地よくなる。
フランスの音楽は殆ど知らないけど、80年代っぽい?音楽が心地いい。知らない曲だけど、懐かしい。ストーリー、音楽の両方で、ホッコリ出来るいい映画だと思う。