のりぴー

午前4時にパリの夜は明けるののりぴーのレビュー・感想・評価

3.7
1980年代を描いているせいか、ノスタルジックな雰囲気がある映画。
父親が出て行った、残された親子3人がそれぞれの道を見出して生きていく、そこにタルラが出たり入ったり。。
厄介そうなことはいろいろあるのに、なんだか普通の日常が綴られていて心地良い。
作品全体が繊細で心がほどけていく感覚がありました。
この監督と感覚が合うんだと思います。

シャルロット・ゲンズブールの醸し出す独特の雰囲気が作風にピッタリでした。
か弱くも芯があるような佇まい、ナチュラルな色気、素敵な女性です。
エマニュエル・べアールも凛としていてかっこよかった!
のりぴー

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