とにかく、1970年代にこんな事実があったのかと驚きの連続に前のめりになって観てしまった。知らなかった。
例えばこの史実を文章で読んだら、サラッと読み流して分かった気になっていたかも知れない。こんなにもダイナミックに感じ取れるってすごいな。
最近のプロチョイスを題材とした映画は、『17歳瞳に映る世界(原題:Never Rarely Sometimes Always』(原題よ…)や『あのこと』があったけど、どちらともアプローチの方向性が違う。
医師会のシーンは刺さった。堕胎に反対してるのは誰。体が傷つき、もしかしたら命を落としてしまうのは誰。
この先、時代が後退してしまうのかもしれないという今観られてよかった。