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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ーのすずすのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

未だアメリカを二分する堕胎の是非をテーマに、60年代に実在した中絶擁護団体を描く、社会派の女性映画。

人口中絶が非合法だった1960年代のシカゴ。弁護士の夫を持ち、娘と3人暮らしのジョイは妊娠するが心臓に病気が見つかる。
医師に、出産に耐えられる可能性は50パーセントと告げられながらも、病院からは中絶を拒絶される。
怪しげな町医者などに当たるが、決め手がない中、町中に貼られたチラシで見つけた電話番号のジェーンに電話し、人生が変わり始める-------

実話に基づき、女性の権利・マイノリティの権利が声高に叫ばれる流れ。
展開としては主張が一方的すぎて、時々鼻白まざるを得ませんでしたが、
主人公の巻き込まれ方が意外性に満ち、特に後半は楽しめました。
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