千広

家をめぐる3つの物語の千広のレビュー・感想・評価

家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)
4.0
「血のお茶と紅い鎖」以来の???が絶えない映画だった。タイトル通り30分程度のお話3作品のオムニバス形式。

1つ目はひたすらに不気味で考える余地を残して終わられたのでもう少し考察したいところ。2つ目は虫注意!って書いておいてくれよ…と思うぐらい気持ち悪かった(話は面白いねんけども)3つ目は一番わかりやすく、前2つでもやもやしたのを忘れるぐらいいい話だった。

とにかくフェルトを使ったアニメーションが可愛らしく、画作りが見ていて可愛いなぁとも感じれる作品でした。以下ネタバレです、注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
1つ目は考察してから追記予定。家具などの作りを見ると少し年代が古い設定…?
2つ目は主人公がねずみ、君も結局こちら側のタイプでしょう?と言われているようなラストはゾッとした。(虫だけでなくネズミも害虫側という考え方?)
3つ目は過去にすがりついて前に進めないことはもったいなくて、過去を捨てるのではなく大切にしながらも前に進んでいこうね。という優しいお話だった。
p.s. 他の方の考察を読むと1つ目:過去、2つ目:現在、3つ目:未来を表しているのではないか、というものを見つけました。そう考えると3つ目の洪水は地球温暖化による海面上昇を示唆しているのかな…?
千広

千広