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家をめぐる3つの物語のァのレビュー・感想・評価

家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)
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1と2は不気味な話。もっとスッキリ終わるのを期待しちゃってた。でもそれがまた不気味さを増してていいのかも。1は赤ちゃんが可愛かった。他人の言葉を間に受けすぎず、近くにある幸せを感じ取ることが大切。それで満足できるかはまた別だけど。2はリアルな虫がうじゃうじゃいて気持ち悪い。表面だけ綺麗にしたって、根本が腐ってちゃ意味ない。3は自分勝手そうな住人に振り回されるローザが少し可哀想だけど、ローザがもう少し柔軟であれば、完璧な家でなくても、もっと早くから楽しく暮らせていたかもしれない。心の支えがないと言ってたけど、自分が相手に歩み寄ろうという意思がないと、支えてくれる人がいても気付けないのかも。「見ようとしなければ何も見えない」最後は前向きな感じで終わって、ちょっとほっこり。 どの話も理想を追い求めるだけじゃなく、まずは現実を見て受け入れる心が大事っていうテーマだと思った。
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