ラム

家をめぐる3つの物語のラムのレビュー・感想・評価

家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)
4.0
3話構成のストップモーション作品。

1話目の登場人物たちの表情や創作物のセンスが好きで観てみることに😁

終始不穏な空気感。
子どもたちの不安げな表情。
繊細な動きに魅了されました。

設定も背景描写も1話とは全く別物の2話と3話。
人物の作り込みも、造形も、雰囲気も好き。
短編でここまで観る者に語りかける力があって、
人生の選び方をリストアップしているようで。
なかなか良かった。

私ならどう生きる?

幸せ探し。
幸せの意味って?
物に囚われすぎては本質が見えない。

家に囚われすぎた3人の登場人物の末路。

小さな変化を見逃さず、自分の心に正直に、何事にも柔軟に、大切なものを見失わずに過ごしたいな。

著書「チーズはどこへいった」
を思い出した。

過去を慈しんで、変化を恐れず未来に歩みだす勇気を。
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