もの凄く、頭の悪い映画w
ジェイソン・ステイサム主演の、米中合作サメ映画の二作目。
今回は「戦狼」シリーズのウー・ジンが参戦し、実質ダブル主演に近い形になっている。
メガロドンも増えて他の怪物も出てくるのだけど、どっちかと言うと海底でレアメタルを盗掘する悪の組織との戦いがメインで、古代の怪物たちは脇役。
なのでサメ映画を期待すると少し肩透かし。
個人的にはこの種の映画では、人間対人間の比重が増えれば増えるほど面白く無くなると思ってて、もう人間はいいからさっさとサメ見せてくれ！と思ってしまった。
また悪役たちの行動が余りにも愚かかつ支離滅裂で、映画全体のリアリティラインも思いっきり低くなっているので、大人が楽しめるか？と言われると正直ギリギリ。
「ワイスピ」の新作もそうだったのだが、これ以上やると映画的な嘘ではなく、ほんとの「絵空事」になってしまうラインと言うものはあると思うのだ。
もちろんそれは、どこまで丁寧に世界観を作り込むかによって変わってくるのだが、本作はぶっちゃけ雑過ぎる。
