Netflixが送るSF映画。
SFアクションものと思っていましたが、どちらかというと親子愛を題材としたヒューマンドラマ要素が強い映画ですのでその点視聴前にご注意です。
とはいえ、要所要所で繰り広げられるロボット同士のアクションはリアルなCGと合わせてとても良いものでしたので予告等で気になった方は見てみて欲しい作品です。
人類が宇宙に進出した後の世界。
人の居住するコロニーの一部が反乱を起こし、いまだ戦争中の中で最高のサイボーグを
作り出そうとする兵器開発企業が舞台。
クローンのロボットが大量に存在するため、その人が人間かロボットかを判断するための倫理テストが行われていたりという設定の深さが魅力の一つ。
ロボットの造形やアクションシーン、世界観はさすがNetflixという出来！
（特にクローンロボットを本人の金銭能力などからAからCまでに区別し、Cタイプは人間扱いされず全てが自由にできるという部分に人間の闇を感じました）
大富豪が自分の複製をクローンロボットとして作成するシーンがあるのですが、複製されたクローンはとても本人に似ているのに、似ている部分が嫌いだ、自分だと思えないという同族嫌悪的な評価をしているシーンが印象的でした。
物語の根幹にある親子愛のテーマ。
ネタバレを避けますが、世界観に合った良い描き方をされていたと感じました。
その点でもおすすめです。
