ソラ

20世紀のキミのソラのネタバレレビュー・内容・結末

20世紀のキミ(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

キム・ユジョンがかわいい......

ボラの親友ヨンドゥは、一目惚れした相手に再会したいと心臓の病気を治すための渡米を中止すると言い出し、ボラはなんとか渡米させるため、相手の情報を集めて教えることを条件にする。そして、ターゲットの男子・ヒョンジンに近づくなかでボラの邪魔をするヒョンジンの親友が現れ-。

王道純愛ストーリー。どのキャラクターも愛らしく描かれて、嫌なやつが一人も出てこない。最初ヒョンジンは王子様キャラなのかと思ったけど、ボラと関わっていくなかでどんどん面白キャラになっていくのがよかった。
ボラとウノのすれ違い、ボラとヨンドゥの友情はほんと王道ストーリーだけど、うぶな気持ちになれる。でもそれぞれの恋愛パートが充実しすぎて中だるみ感はあったかな。

結末は賛否わかれそうだなって思った。私はボラは結局ウノのことを忘れられずに生きていくのか?試練続きの2人だったのに最後まで結ばれないのは少しむごい気がするし、ボラに会いに来れなかったのは別の理由でも成立しそうなのに...と思ってしまった。ただ、スモモの木とベンチの作品名が「永遠の春」なのが個人的にすごく好きで、その作品名は2度と動き始めることのない2人の時間だからこそ、付けられるって考えると、うーん、ありなのか?
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