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子ぐまのかずシネマのレビュー・感想・評価

子ぐま(2021年製作の映画)
3.6
MyFFF。
子ぐまちゃん、辛かったな…。

母ちゃんのこの論点ズレと認識ズレは何やろな。
心配している事もちゃんと伝わっては来るし、恋人が出来た事に対する「言い訳」そのものも理解できるんやけど。
このズレ方は親子関係(や人間関係)において結構致命的な事と思う。
「私の立場になって考えて」の前に、娘の立場になって考える事も必要と違うんか。
それとも、娘の立場になって考えた上でこれなのか?
もしもそうなら、この母ちゃんにはつける薬が無いよ。

診察室でのやり取りにしたって、本人が気づいていないだけでストレスになっている事柄もあるから家族の証言も大事ではあるけど……あの認識のズレよ。。
親切で丁寧なお医者さんだったら、あの後診察室を子ぐまちゃんだけにして、話を聞いてくれたかもしれんな。

採点を手伝わせていた場面も、そしてそれを今までもやらせて来たと分かる台詞も、母ちゃんの「私、私、私」という感じに拍車をかけてる。
……たまにいるけどな。このタイプ。

実際夢遊病ってどんな治療を行うんやろか。自然と治ったなんて話も聞くけれど、それまでが危ないよな。

友達、ええコだったなぁ。。
子ぐまちゃんのこの先に「母親とは違う」幸せが沢山ありますように。
母ちゃんは放っといても勝手(自分勝手)に幸せになると思うから。
母ちゃんの彼氏の勝負パンツはダサかったw
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